Mr.Baseball Children

巨人をどれだけ愛することができるんだろう

祝1500試合出場 プロ野球史上最も過小評価されている男 坂本勇人

オールスター明けの後半戦初戦は巨人にとって特別な1勝となった
球宴をはさんでの5連勝で5/26以来の勝率5割復帰。しかも今シーズン圧倒的に弱い1点差ゲームでの勝利。ビジターではなんと4/17DeNA戦以来の1点差勝ちである。

そして球団史上最年少記録となる、坂本勇人の1500試合出場達成。
5回が終わった甲子園球場は、敵味方問わず大きな歓声と拍手に包まれた。

イチローMLB最多安打を記録したころ、僕はこんなとてつもない選手と同時代を生きられる喜びに恍惚としていたが、今はそれと同じほど、いや彼が巨人の選手だからだろうが、それ以上の喜びを坂本から得られている。

高卒ドラ1で生え抜き、期待の若手からチームの中心選手への成長、そして長年の活躍。坂本は巨人ファンが常に飢えている全てのことを体現してきた。ここ20年の巨人にそんな選手は他にいない。巨人ファンとってまさに「たった一人のおらたちの選手」である。
坂本はこの春発売されたムック『スラッガー特別編集 2018プロ野球ベストプレーヤーランキング100』ではソフトバンク柳田悠岐に次ぐ第2位。広島の丸佳浩やヤクルトの山田哲人、同僚の菅野智之より上位だ。

個人的願望として、今年こそ坂本のMVPを見たい。上記の『ベストプレーヤー100』の上位5人、柳田・坂本・丸・山田・菅野のうち、MVPを取っていないのは坂本だけ。誰よりもリーグ優勝経験が多いにも関わらず、常に「貢献度は2番手以下」という評価だった坂本は、プロ野球史上最も過小評価されている男だ。

今季もし巨人が優勝すれば、MVPは間違いなく坂本だ。ほぼ毎試合遊撃を守りながら一番打者を務め、現時点でチーム二冠王。リードオフマン、ポイントゲッター、守りの要それにキャプテンのひとり4役をこなす、市川海老蔵もびっくりの大黒柱だ。

とかなんとか書いている間に今日(7/17)坂本登録抹消のニュース。大黒柱、折れる。
しかし刻一刻と世界は変わる。一寸先が闇なのはプロ野球もブログも同じだ。最初のエントリーにしてこの急展開。

抹消の原因は脇腹痛だそうだ。クセになるとまずい箇所なので、じっくり治して戻ってきて欲しい。
なあに、心配はいらない。坂本の離脱に発奮した巨人ナインが、広島追撃体制をしっかりと整えて復帰を待っている、はずだから・・・